いつくの郷の取組み

いつくの郷
いつくとは、漢字で “斎”と書き
“神様に対するように大切にお世話をし育てる・奉る”
という意味です。
作物を作り出すための多様な八百万の神様
(微生物、虫など様々な命)に
感謝する気持ちをいつまでも持ち続けたい事から
【いつくの郷】と命名しました。

いつくの郷では主に8つの事を行っております。
1、農産物の自然栽培
2、放し飼い養鶏
3、山羊暮らしのすすめ
4、古民家再生・空き家管理
5、合氣道指導、普及
6、手仕事:竹細工(竹籠作り)
7、和装着付け、指導
8、若杉ばぁちゃんの
食養

1.農産物の
自然栽培
自然栽培米 無農薬リンゴ栽培に成功した木村秋則氏、不耕起栽培自然農の川口由一氏、自然農法の提唱者である福岡正信氏。いづれも共通するのが無農薬無肥料。彼等は野山などの自然をお手本にし無農薬無肥料に挑戦され苦労の末、実現された方々です。
無農薬無肥料で作物生産など出来るのか?答えは…出来ます。
既に日本国内だけでも沢山の方が実践され、多くの恵みを生産されております。 山の木々を見て分かる様に、葉が落ちてまずそれを大小の虫が分解し次に微生物等の菌類が分解し土に戻る。肥料農薬を使用せずとも根はその土から養分を吸収し成長する。自然栽培は一年二年では出来無い技術でありますが、とても素敵な事ではないでしょうか。

近年の交配技術・遺伝子組換等により優性部分ばかりを追求するあまり、植物本来が持っている生命力は失われ、肥料・農薬が無ければ成長しづらいF1種子が出回っています。トップページにも記載していますが、肥料を与えると植物は大きく成長します。が、危険性も大いにあります。農薬も同じで危険性が大いにあります。生分解農薬と表示しながら実は2%しか分解されない有名な除草剤が大量に消費されていたり…そしてそれぞれを多量に使うことで食物連鎖ピラミッドすらも崩壊させます。また、GMOと呼ばれる遺伝子組換種は大変恐ろしく、除草剤にも耐えることが出来ますし、殺虫成分が強いので虫も食べません。それを人間が食べると栄養ではなく発癌を引き起こし易いとの事です。さらにGMOやF1種には種が出来ないものが出回っておりますが、種無しの物を食べ続ければ人の身体も種無しになります。これでは子孫が残せません。
海外のある企業においては世界中の種苗・医療企業を買収し、除草剤耐性かつ種を作らない作物の種を世界中に売り捌き、その作物を食べて人が病気になれば薬も開発するという利益独占の流れを構築しているみたいですし…。

自然が自然のまま循環する土地、そこで採れた種を継ぎ続ける。この昔ながらの流れをやる事が、持続・永続可能な農業ではないのでしょうか?これがいつくの郷で自然栽培を取り入れる理由です。
2.放し飼い養鶏 自然卵いつくの郷ではコッコ達が青空天井のもと、毎日走り回っています!
鶏舎の中で閉じ込められ空も見れないのでは同じ鶏の命でも何と可哀想なこと…。
立派な卵を産んで頂くために自由に動き、自由に土地を突っつく!鶏の成長は鶏自身にお任せするのが我が郷での育て方。
鶏の世界には厳しい順位付があるので多少喧嘩がありますが鶏の事は全て鶏に任せて立派な卵を産んでもらっています。
※令和二年12月現在、個体数の減少と老齢により産卵数がほとんどありません。新たな鶏を導入してから新たにご注文を受付させて頂きます、ご了承ください。
3.山羊暮らし
のすすめ
山羊命の尊さを感じさせてくれる山羊。
毎日ご飯(春~秋:青草、冬:乾草。たまに大豆、くず米、米ぬか。野菜くず)を食べて、排出物を出し(うちでは糞を積み重ねて土等と混ぜて腐葉土にします。水分55%なのでそのまま施肥も大丈夫とのことらしいですが。ころころしているので山羊糞は扱いも楽です。とはいえ、営農作物には全く使用しません!!欲しい人にあげてます)、秋に妊娠し冬に出産をする。
山羊と暮らしていると、雄山羊と雌山羊がいれば出産を目の前で見ることが出来ます。子山羊達は飛び跳ね遊ぶ。また子山羊達は成山羊達と一緒に草を食べ除草(抑草)をしてくれる。乳離れすると我々は乳の恵みを頂くことが出来る。
そのうちに近所の人達が野菜くずを持ってきてくれたり、学校の子供達が写生などに来る。孫に見せたいと婆ちゃん達が子供・孫を連れてくる。佐渡に戻ってきて山羊に会いに来るのが楽しみな人も増えている。
いつか。いつか。各家庭にて山羊を飼ってそれぞれの家庭でチーズなどを作り自由に振舞えるようになると、旅行で来た人などは各家庭の味を楽しめる。佐渡中に山羊がいれば耕作放棄地の対策にもなるし、旅人はいろいろな場所で数々の山羊を楽しめる。暑さには弱いが寒さには強い山羊!草刈等日々のお世話はとても大変ですが、命と触れ合うことで当たり前すぎて我々が忘れてしまっている “生きている感覚” を呼び覚ましてくれると思います。
などなど…ほのぼのとした命を楽しめるのですが、実際問題、山羊は大きい生き物ですから飼う人は相当の覚悟を持たなければなりません。物ではないのですぐに手放したりと無責任な事は出来ません。当地では興味のある方々は沢山いらっしゃるのですが、世話の問題、放牧の問題、冬場の餌の問題など色々な課題に対して難しいと、飼うまでには至らないので山羊暮らしを広める事は出来ていないのが実態です。
4.古民家再生・
空き家管理
古民家再生佐渡には(と限りませんが)空き家が多いです。それも立派な古民家です。少し手を入れれば十分に生活が出来る家は沢山あるのですが、色々な理由(盆時期のみの帰省。相続など)により借りることは難しいです。しかしそう言っている間にどんどん家は駄目になってきますので、風を入れられない場合は人に貸すか何とかして管理するべきだと思いますが、現実はなかなか難しいところです。
私達は築100年ぐらいの古民家を屋根瓦から水道まで修繕・改造しながら暮らしています。下手くそな大工ですが慣れれば何てことはなく!?逆にスキルが付きます。
都会ぐらしでも地方暮らしでもお金を掛けるのはとても簡単なことですが、収入面は低い地方ならではの一つのやり方だと思います。皆さんも是非自分で古民家を再生することにチャレンジしてみてください!とても愛着が沸きますし家を大切にしたくなります。
5.合氣道指導、
普及
佐渡合氣道佐渡では私達の知り合いが20年前まで合氣道を指導されていましたが、その後指導者が不在なために佐渡では合氣道が途絶えていました。
私達は埼玉県の和光道場(公益財団法人合氣会公認道場)で川路昌治師範(七段)師事のもと稽古をしておりましたので、途絶えていた合氣道の流れを復活させることにしました。
http://aikidosado.web.fc2.com/
6.手仕事:
竹細工
(竹籠作り)
竹籠七成籠一昔前まで佐渡の竹籠作りは冬の仕事として重宝されていましたが、今ではすっかり忘れ去られ、それが出来る人はもはやほとんどいません。
小生たちが永井勇先生に師事したのは令和元年12月(ムッチは11月)。まだまだ修行が足りませんが、消えゆく手仕事を継承すべく農作業が無い期間は毎日通い、竹の稽古に励んでいます。
籠を作るためには部材作りから始めますが、これをちゃんと丁寧に出来てこそ味の出る・味がある籠が作れると思います。片刃の小刀一本で竹を割る、皮を剥ぐなど、厚さや薄さを全て感覚で覚える。
販売できるように、ご要望に応じられるように努力していきます!
7.和装着付け、
指導
和装・着付け教室和裁が好き。和装も好きな着付け師範のムッチ。
佐渡島内には古民家が多い事もあり沢山の着物が出回っています。
若い子達は着物を着てみたいけど、着方が分からないので断念…是非、お問い合わせください。
着物好き同士でどこかに出掛けたり、イベント参加や〇〇会をして楽しみましょう!!
出張着付け仕事、出張着付け教室もやります。
8.食養 若杉友子さん若杉婆ちゃんこと若杉友子さん。
この方の本を読んでから野草を食べ始め、一汁一菜の米中心の生活になりました。人の欲は尽きない。欲を追求するから子牛等の命は軽くなるし人が食べられる穀物が大量に家畜の為に費やされるだけでなく、何より哺乳類が哺乳類を食するということは共食いとなり遺伝子等を狂わせるとのこと。
だから米、味噌、梅干、塩(ちゃんとした塩)をきちんと食べる、昔から続いていた日本人の食事の再現が今こそ必要なのです。“健康” で長生きする最大の秘訣は穀物を中心とした一汁一菜で陰陽バランスを保つことみたいです。